エゾカオジロトンボ幼虫生息調査

 2019年5月5日に釧路において、研究会メンバー6名で実施しました。以前当地は、本種の多産地であったが、最近開放水面が著しく減少しており、昨年の成虫の調査では確認数が少なかったため、生息地の存続が危ぶまれていました。そのため、当研究会では、成虫の生息個体数調査および羽化前の幼虫生息数調査と開放水面を広げる作業を今年度に計画し、今年度第一回目の幼虫の生息調査を実施しました。

 結果は、2つの池、A池とB池とも予想以上の幼虫が確認され、とりあえず安心したところです。しかし、一時期の生息数とはかなり減少しているため、まだ予断はできなく、広げた開放水面が今後どうような効果となるか今後も調査を継続していきます。

幼虫生息調査A池

解放水面の拡張作業後のB池

北海道トンボ研究会

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